画像出典:大阪市ホームページ |
大阪市は、中之島4丁目において未来医療の創造・実践・共有を実現する2つのセンター(未来医療R&Dセンター・未来医療MEDセンター)と中之島国際フォーラムを整備しています。

場所は、先日完成したばかりの水都大阪のシンボル、中之島美術館のすぐ横になります。中之島美術館といえば、堂島川に面した入り口に、ひときわ存在感を放つ巨大な猫の彫刻が有名です。黒い外壁の前にヘルメットを着けた猫の彫刻は、そのコントラストも相まって、非常に際立っています。ぜひ一度見に行っていただきたいものです。

この未来医療国際拠点とは、世界から多様な人材と最新の情報が「あつまり」「つながる」仕組みがもうけられます。再生医療をはじめとするゲノム医療やAI診断などの最先端医療を提供する医療機関と、その開発に取り組む企業、ベンチャーさらには、支援機関がひとつ屋根の下に集積する全国初の拠点となります。
未来医療国際拠点のなかには、京都大学iPS細胞研究財団が、再生医療に使うiPS細胞の研究・製造施設を設置し、iPS細胞を低価格で提供するための研究や細胞の培養・製造も行う予定です。

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また、中之島地区の歩行者ネットワークを形成する「中央緑道」や、施設内を通り抜けできる「コリドー」の整備により、周辺施設との歩行者ネットワークが形成され、利便性向上と賑わい創出に寄与します。これでさらに中之島地区の人気があがりますね。